コニー・ウィリスの「ドゥームズデイ・ブック」。
世間から20年くらい遅れているけれど、これはとっても面白かった。
上野の駅ナカにあった本屋で「犬は勘定に入れません」が大量に積んであるのを覚えてるけど、それすらもう10年以上前のこと。まあ、ほんのちょっとの昔。
面白い本に行き当たるのは鉱脈を見つけるようなもので、この面白いお話を書いてくれた人が他にもたくさん書いてくれてるとわかると、気分はもうゴールドラッシュ。
明日読む本がないと不安になる、手ぶらで電車に乗れない、などの諸症状に悩まされている人にとっては、まだ読んでない面白い本が常備されてることで、心が安定するのである。
あと、カバーの絵って影響大きいな、と。
ほんとうに個人的な好き嫌いでしかないけれど。
つまりラファティとかティプトリーに手が出ないのは。
2016.11.3 追記
その後、
犬は勘定に入れません
ブラックアウト/オールクリア
を読みましたが
「犬は勘定に入れません」が一番好みです。