この国はどうなっちゃうの。
有言実行が幅をきかせてます。
それはいいんですが。
有言・実行 有言・不実行
不言・実行 不言・不実行
というマトリクスを作って、有言実行が最上であると考えてるらしいです。
そもそもこんなマトリクスがナンセンスなんです。
不言実行というのは、屁理屈こねないでやるってことです。
有言実行となにも対立する言葉ではない。
今ぐぐってみたら、
不言実行と有言実行を並べて、さあどちら?
と言ってるコンサルタントとか、なんぞの理事長とかがいますね。
学校でもそう教えてるんじゃないだろうな。
さいきんの子供は不言実行という言葉を聞く前に、
有言実行という言葉に触れるんじゃないでしょうか。
これは不言実行という言葉の意味を変質させた上で壊す行為です。
あまつさえ「不言実行は卑怯だ」とさえ言う。
半可通の言葉遊びが言葉を壊していくのは許し難いです。
既存の語彙を組み合わせて新しい語彙を作り出せるのは
日本語に限った性能ではないにしても、良い事です。
今までもそうしてきたし、これからもそうしていくだろうと思います。
そうであればこそ、生命力のある言語と言えるのではないか。
それにしても、言葉に対してもっと敬意を払われるべきではないのか。
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