1.05.2006

地下水脈

あけましておめでとうございます。
昨年は何だか右寄りに旋回して着地したところは赤毛のアンでした。


 一昨年の暮れに田舎に帰ったら
 大量の日経パソコンがあって、どうしたことかと思ったら
 「フロッピーって何?」とか、とぼけたとこを言ってた姉がパソコン買ってました。

 日経パソコンの勝谷誠彦の電脳血風録という連載が面白くて
 暇に任せてそのページだけ拾って読み。
 単行本が出てたのでこちらに帰ってきてから買って読み。

 自然な流れとして××な日々に流れ着き。
 そのまま文春より右なオトナの常識へ誘導されます。

 ◆

 一方夏頃、BOOK OFFで新潮文庫の「赤毛のアン」シリーズ全10冊 村岡花子訳 を @100YENでまとめ買い。
 のどかなアヴォンリー村から始まるお話。
 古い訳なのでやや癖があるように思えますが、そこもクラシカルな味わいがあるってもんです。

 空想癖のある女の子がたわけた事を言ってる小説だと思って
 ちょっとヤだったのですが、ちゃんとした成長小説でした。
 ロングセラーには理由があるものですね。

 ◆

 アン・ブックスの最終巻は丸ごと、銃後を守る婦人達の物語。
 この戦争を境に世界は変わってしまったと言います。

 母親のおおらかな娘時代と対照をなすように、
 その娘の青春は厳しいものだったのでした。

 この辺、うまいなあとも思いながら読む。
 
 ◆
 
 お気に入りはメアリー・ヴァンスでした。
 言葉遣い悪いの。

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